なぜ毎月1回で治るのか?
腰痛や膝痛をはじめ、過敏性腸症候群や慢性頭痛などが、毎月1回の施術と食事指導でどんどん良くなっていき、半年~1年ほどで痛みがない生活が送れるようになるでしょう。
膝の軟骨と半月板がなくなって歩くことも困難だった70代の男性が、1年で痛みがなくなり、1年半後にはゴルフまでできるようになりました。
IBSの腹痛で毎朝トイレから1時間も出られず、一年の大半、学校に行けなかった高校生が、1年ほどで腹痛がなくなり、今は大学生活をエンジョイしています。
毎週1回は頭痛薬を飲んでいたのに、頭痛薬が要らなくなった人もいます。
尿酸排泄剤を飲んでいても毎月2回は痛風の発作がおきていたのに、尿酸排泄剤を飲まずに発作がまったくおきなくなった人もいます。
このように、全身の様々な痛みがどんどんなくなっていきます。
なかには毎週通っている人もいますが、ほとんどの人は毎月1回で治っていきます。
なぜかというと、「原因を改善するから」です。
整形外科も接骨院も鍼灸院も患部を施術するだけで、原因は考えません。
例えば膝が痛い場合、膝を施術するだけで、「なぜ膝が痛くなったのか?」は考えません。
スポーツ障害を除けば、膝が痛くなる原因の大半は、脚の血流が悪いことにあります。
「なぜ、脚の血流が悪いのか?」
多くの場合、脚の血流が悪い原因は「腸」にあるのです。「腸内ガス」によって膨満した大腸が、脚にいく血管を圧迫しているのです。つまり、ガスで膨満した大腸によって血管が押しつぶされて膝の血流が少ないから痛くなり、徐々に軟骨が減っていき、ついには関節が変形してしまうのです。
ですから、膝を治したければ、腸内ガスを減らせばよいのです。そうすれば膝への血流が増えて、軟骨の弾力性が回復していき痛みが減っていくのです。
要するに「患部は結果」であり、治すには「原因を改善する」必要があるのです。
しかし、ほとんどの人は「何が原因か分からない」のです。
例えば、「腰が痛くて毎日横になって休んでいるのに、まったく治らない」という場合、何が原因でしょうか?
横になってはいても、スマホか本を持って見ていれば、腰の筋肉は休んではいないのです。腕から引っ張られて、広背筋が緊張しているからです。
このように、専門知識がないと、いくら考えても原因は分からないのです。
もみほぐしもストレッチも逆効果
痛い箇所を強く押したり揉んだりすると、筋肉のなかの微細な血管が破れて内出血します。
すると、しばらくしてコリや痛みが増悪します。これが「もみ返し」ですが、「もみ壊し」というほうが適切でしょう。
もみ壊すと「血栓」ができますから、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まり非常に危険です。
またストレッチをすると、筋肉がさらに硬くなり痛みが増してしまいます。髪の毛を引っ張られたら痛いのと同じで、筋肉も伸ばされると痛くなるのです。
コリは筋肉が「縮んでいる」のではなく、疲労物質が蓄積して「膨張している」のです。
空気を入れすぎたタイヤのようになっているから、硬いのです。タイヤをいくら引っ張っても柔らかくはなりません。タイヤを柔らかくするには、空気を抜けばいいのです。
筋肉も同じで、蓄積した疲労物質を排泄すれば柔らかくなり、痛みもなくなるのです。
こういうことを知らないと、もみ壊しとストレッチで痛みを増強させてしまうのです。
医者も栄養士も、食事で病気を治せない
原因は、姿勢の悪さやもみ壊しやストレッチだけでなく、食事も大きな要因です。
ところが、多くの人は「何が良い食事なのか?」まったく知りません。医者も知りません。医者は栄養学を勉強していないから、栄養や食事にはまったく無関心です。あなたも医者に「毎日どんな食事をされていますか?」と聞かれたことはないでしょう。
栄養士も、病気については知りません。
例えば、喘息や皮膚炎や過敏性腸症候群の人が「何を食べてはいけないか?」まったく知りません。膝痛や慢性頭痛を治すには「どういう食事が良いのか?」分かりません。
そもそも栄養士は「国が定めた栄養所要量を満たす献立を作る」のが仕事で、「病気を治すためにはどんな食事が良いのか?」など考えてもいないのです。
「栄養療法(分子栄養学:オーソモレキュラー)」はどうでしょうか?
栄養療法を行なっているクリニックでは、血液検査で不足している栄養をサプリメントで補うことが行なわれていますが、実際にアトピーやうつ病が治った例をみたことがありません。
私も10年ほど栄養療法を試したことがありますが、症状はまったく変わりませんでした。
なぜ、栄養療法は効かないのでしょうか?
例えば、2リットル入るバケツに水を満タンに保つのに、毎日100リットルもの水が必要だとしたら、バケツに孔が開いているに違いないでしょう。栄養も同じで、微量で足りるはずの栄養が大量に必要だとしたら、どこかでロスしているからでしょう。
そのロスしている箇所を放置して、大量に摂るのはムダでしかないでしょう。
このように、「本当に治すための食事」の専門家はいないのです。
健康食常識はデタラメだらけ
世の中で流行しているダイエット理論や健康食常識なども、ウソだらけです!
『デタラメ健康食常識』の代表は、次の5つです。
①バーキット理論(食物繊維をたくさん摂取すれば、大腸ガンを防げる)
②ヨーグルト不老長寿説(ヨーグルトを食べてビフィズス菌を増やせば、健康で長生きできる)
③コレステロール悪玉説(コレステロールが動脈硬化・心臓病・脳梗塞の原因)
④糖質制限食(糖質を制限すれば健康的にダイエットできて、糖尿病を防げる)
⑤酵素栄養学(生の食品から酵素を摂取すれば、健康になれる)
これらの常識はすべて間違いであることが明らかになっていますが、未だに信じている人たちがたくさんいます。なぜかというと、テレビや新聞が伝えないからです。
医学の世界はまだまだ分からないことだらけで、世界中の研究者が日々新しい発見をしています。そのため10年もたつと医学常識の多くが変わってしまい、30年もたてばすっかり真逆になってしまうことも珍しくありません。
そういった最新の知識も、メディアが伝えないかぎり一般の人たちは知ることができません。学者の話は、専門知識がないと理解できないからです。
メディアは、なぜ伝えないのでしょうか?
メディアの顧客(スポンサー)である大手の製薬メーカーや食品メーカーが困るからです。
例えば、エリー・メチニコフが「ヨーグルトを食べてビフィズス菌を増やせば、健康で長生きできる」と提唱すれば、すぐに食品業界がヨーグルトを大量に製造して販売する体制を整えて、巨額の資金をかけて喧伝します。そうして、ヨーグルトの売上を伸ばそうとするのです。
ところが、「毎日大量にヨーグルトを食べていたエリー・メチニコフが、動脈硬化を伴った尿毒症で、71歳で死亡した」という事実は伝えられません。なぜかというと、ヨーグルトを製造・販売している会社が困るからです。
バーキット医師が「野菜で食物繊維をたくさん摂れば、大腸ガンを防げる」と提唱すれば、すぐに食品業界が飛びついて食物繊維を販売して儲けようとします。そして、莫大な資金をかけて喧伝するのです。
ところが後になって「アフリカで大腸ガンが少なかったのは、当時のアフリカ人の平均寿命が50歳以下だった(ガンになる前に死んでいた)からで、食物繊維を摂取しているからではなかった」ということが分かっても、報道されることはありません。2005年に国立がんセンターが約9万人を対象に調査した結果、「野菜や果物をたくさん食べても大腸ガンを防げない」と発表しましたが、報道されませんでした。なぜかというと、野菜や食物繊維を販売している会社が困るからです。
「心臓病になるのは、コレステロールによって動脈硬化になるからだ」という仮説が出ると、製薬メーカーが「コレステロール降下剤」を製造して販売します。そして「コレステロールを下げれば動脈硬化を防いで、心臓病を減らせる」と巨額の資金をかけて喧伝します。
ところが「20年以上コレステロールを減らす努力をしても、心臓病が減らなかった」という結果が出て、その後の脂質研究で「コレステロールが動脈硬化の原因ではなかった」ことが明らかになり、今日では「慢性炎症が動脈硬化の原因」と常識が変わっています。それでも、「コレステロール降下剤は必要ない」とは決して認めようとしません。なぜかというと、コレステロール降下剤の莫大な利益を失いたくないからです。
アトキンス博士が「糖質を制限すれば健康的にダイエットできて、糖尿病も防げる」と提唱すると、一部の医者やスポーツジムが飛びついて盛んに喧伝します。
しかし「アトキンス自身が糖質制限を続けられず25キロもリバウンドして、72歳で死亡した」という事実は、決して報道されません。「おやじダイエット部の奇跡」の著者である桐山秀樹氏も心不全のため61歳で死亡していますが、ほとんど報道されません。なぜかというと、それをビジネスにした企業が困るからです。
まだタンパク質の構造すら分かっていなかった時代に、エドワード・ハウエル博士が「生の食品を食べて酵素を摂れば健康になる」と提唱した酵素健康法も、生化学が発達した今日では間違いであることが分かっています。しかし、メディアがわざわざ報道することはありません。なぜかというと、酵素食品のメーカーが困るからです。
このように一度、大手企業が製造・販売を始めてしまうと、余程のことがないかぎり情報が修正されることはないのです。そして、間違った常識に基づいたものが喧伝され続けるのです。
それが結局、私たちの健康常識となって根付いてしまうのです。
そして私たちは、間違った常識に基づいて食生活をするのです。
そのため、実は身体に悪い食事をしていても、原因に気づくことは絶対にないのです。
菜食も栄養失調になるので、決して健康にはなれません。100歳の長寿者が珍しくなくなった今日でも、菜食で100歳まで生きた人はいません。「菜食」だけでなく「ファスティング(断食)」や「16時間ダイエット」「1日1食」などといった食事法も、長く続けると確実に筋肉や骨量が減少して虚弱になり、高齢になるとミイラのように痩せこけてしまいます。
原因を改善すれば、複数の症状が治る
私はアレルギー体質をはじめ、胃腸虚弱、冷え性、低血圧、身体が重だるく、首から腰まで背骨全体が痛くて腰かけていることさえつらかったといった数多くの症状を改善するために、30年以上原因を探ってきました。そして48歳のとき「リーキーガット」が万病の根源であることが分かりました。
そして、リーキーガットの原因となる食品を食べないようにしていきました。その結果、40年何をしても治らなかったアレルギーがわずか3年で消失し、胃腸も丈夫になって食べられる量が倍増し、筋肉が増えて冷えにくくなり、だるさや疲労感も背骨の痛みもなくなりました。
リーキー(leaky)は「漏れやすい」、ガット(gut)は「消化管」の意味で、リーキーガットとは「腸の栄養を吸収する細胞同士の結合がゆるんで、そのわずかな隙間から未消化なタンパク質や腸内細菌が血液に侵入してしまう腸」のことです。
腸から血液に侵入した未消化なタンパク質や腸内細菌は、免疫細胞によってすぐ退治されますが、その際に軽度な炎症がおきて「炎症性サイトカイン」が生成されます。サイトカインは免疫細胞のメッセージ物質で、そのメッセージは「炎症をおこせ!」です。
「炎症をおこせ!」というメッセージが血液によって全身に巡ることで、全身のあらゆる箇所に炎症がおきやすくなります。その結果、膝や首が痛くなったり、頭痛や腹痛がしたり、鼻炎や気管支炎や皮膚炎が悪化したりするのです。
リーキーガットはグルテンやレクチンだけでなく、腸内ガスがきわめて大きな原因になっています。ガスによって膨満すると、引き伸ばされた腸壁から腸内細菌が血液に入りやすくなるからです。
腸内ガスは、「胃腸で消化できないもの」が腸内細菌によって発酵することで発生します。
「胃腸で消化できないもの」とは何でしょうか? それは、食物繊維や乳糖です!
つまり、豆や野菜や果物やキノコなどで「食物繊維」をたくさん摂取するから、腸内ガスが過剰に発生するのです。
また、牛乳やチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどで「乳糖」を多く摂取するから、腸内ガスが過剰に発生するのです。
その結果、大腸がガスで膨満して、お腹が痛くなったり、便秘や下痢になったりするのです。
また、膨満した大腸(横行結腸)が胃を圧迫することで、胃が痛くなったりムカムカしたり、ゲップが出たり胃酸が逆流したりするのです。
さらにガスで押し上げられた横隔膜が、肺や心臓を圧迫することで、息が十分に吸えなくなったり、息切れしたり、心臓がバクバクしたり、狭心症のような痛みに襲われたり、めまいがしたり、パニック発作になったりするのです。
このように腸の異常から、連鎖的にいくつもの痛みや不快症状が引きおこされるのです。
ですから腸を改善すれば、身体のあちこちの痛みや症状が減っていくのです。
桜ヶ丘整体院は、根本原因を見つけるために、食生活を含めた問診を十分に行なっています。また必要ならば、血液検査のデータもみて異常がないか確認し、「ボディチェッカー」という機械で、指先の脈から自律神経のバランスと血管の弾力性を調べます。
そして、腸を改善する食生活の指導と施術(VR法=迷走神経弛緩法)を行ないます。
VR法は副交感神経の緊張をゆるめて、腸内ガスを抜く当院独自のオイルマッサージ法です。
毎月1回続けていけば、どんどん痛みが減っていき、半年から1年ほどでほとんど痛みがなくなるでしょう。
桜ヶ丘整体院
院長:松原秀樹
TEL:042-373-8678
東京都多摩市関戸4-23-1 関戸ビル6F
(京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」西口~徒歩3分)専用駐車場有
13時~20時(月曜・火曜定休)
施術&食事指導:1回1万円