野菜を食べるほど体調が悪くなる?

「野菜が悪いはずがないだろう!何をバカなこと言ってるんだ!」

 

そう思っているでしょう。

『野菜を食べれば腸がきれいになって、腸がきれいになれば血液が浄化されて病気を防いだり治したりできる』と多くの人が信じています。

ところが実は、野菜をたくさん食べるほど腸が悪くなるのです。その結果、腹痛や腰痛になったり、脚がしびれたり、首や肩が痛くなったり、頭が痛くなったり、胃酸が逆流したり、咳や痰が出続けたり、鼻炎や皮膚炎になったりなど様々な不調に悩まされることになるのです。

 

なぜかというと、食物繊維は消化されないからです。消化されないものは、腸内細菌によって分解されます。これは消化ではなく「発酵」といい、発酵するとガスが発生します。ガスがたくさん発生すると、腸が膨満します。その結果、全身に様々な症状を引きおこすのです。

論より証拠! 18年も悩まされてきたアトピー性皮膚炎が、たった1ヶ月で治ってしまった31歳の男性が、拙著『大豆毒が病気をつくる』(知道出版)のアマゾン・ブックレビューに、以下のような体験を書いてくれました。

 

18年の不調がたった1ヶ月でV字回復した!

2ヶ月ほど前にYouTubeで松原先生のことを知り、「野菜を食べすぎると体調が悪くなる」という話を聞いて、世間の常識とはあまりに乖離していたので最初は受け入れられませんでした。

 

ですが、この本の内容を読んで、先生のYouTubeやnoteを見て、

 

野菜の食物繊維は人が消化できないため、

腸内細菌が発酵してガスを出す

大量のガスが小腸や大腸を圧迫し、様々な不調を引きおこす

 

という理屈に納得でき、自分の身体で実験してみることに。

 

私は13歳の頃から陰部の痒みが出て、18年間人にもなかなか言えない箇所なので、ずーっと基本1人で悩み、様々な病院に行き、良いと思ったものを試してきました。

ここ最近は毎日痒みのことばかり考えてしまって、日常生活を送るのが辛い状態でした。

そこで1ヶ月前から思い切って野菜をすべて辞め、白米、魚、肉を中心にした食生活に切り替えてみました。

 

私の陰部の皮膚はずっと赤みがかっていて、皮膚が伸びたように柔らかくなってしまっていたのですが、たった1ヶ月で皮膚の色が正常に戻り、皮膚が引き締まるようになりました。

他の体調不良でしたら思い込みということもありますが、皮膚に関しては見た目で明らかに違うので、改善したかどうか客観的にわかります。

18年使い続けてきたステロイドを、この1ヶ月一切使わずに生活できています。

これは18年間で初めてのことです。

 

また陰部の痒みに加えて、ここ数年は、

・右足の皮だけ剥けて、若干痒い

・全身がチクチク痒い(痒いので硬めのタオルを買ってゴシゴシ洗っていたくらい)

・食後にだるすぎて、横にならないといけない

といった症状があったのですが、この1ヶ月で、

・左足と同じように綺麗な足になり

・全身のチクチクの痒みは消失し

・食後でもすぐに洗い物ができて、ウォーキングにも行けるようになった

といった変化がありました。

 

お腹もずーっと張っている感じがあったのですが、野菜を一切辞めてみたら、お腹に柔らかさを感じるようになりました。今まで腹筋だと思っていたお腹の硬さは、実はガスによるものだったようです。(笑)

おそらく自分の体内では、以下のような事がおこって痒みを引きおこしていたのだと思います。

 

野菜の食物繊維は人が消化できないため

腸内細菌が発酵してガスを出す

大量のガスが小腸や大腸を圧迫する

小腸が圧迫され腸壁が広がり、未消化物が血液に漏れ出す

身体が「異物が入ってきた」と認識し、アレルギー反応をおこす

腸に近く、皮膚が柔らかい陰部に痒みが出る

 

このようになっていたのだと思います。

さらに実験を続けて、味噌や納豆というすでに発酵されていて、身体に良いとされている食材も辞めてみたところ、痒みがさらに減りました。今の僕は、味噌や納豆すら発酵して、ガスを出して不調を引きおこしてしまうようです。

また、ワカメも食べると不調になり、ノリは大丈夫でした。食物繊維のなかでも、不溶性の食物繊維はアウトで、ノリなどの水溶性の食物繊維であれば大丈夫なようです。

 

18年悩んできた陰部の痒みが、野菜を食べることによるガスによって引きおこされていたなんて・・・まったく頭にありませんでした。

 

また、18年前から痒みがおこったのと同時に、鬱やだるさも始まり、18年かけて悪化する一方でした。

これらの症状もこの1ヶ月で、

・朝の絶望感がなくなり、気分が以前より良くなる

・休日だるくて寝たきりだったのが、4つの用事をこなせるようになった

・だるくてすぐに横になりたい状態だったのが、毎日3000歩ウォーキングに行けるようになった

このような変化がありました。

 

まだまだ最高に良い状態とまではいきませんが、わずか1ヶ月で、生きるだけで辛くて仕方なかった状態から生きられる状態になり、自分の人生に希望が持てるようになりました。

 

松原先生がおっしゃるには、「3ヶ月くらいから調子が良くなってきて、3年もたつと不調だったのを忘れるくらいになる」と、今はそれを楽しみに日々の食事を気をつけていこうと思っています。

 

「野菜が不調を引きおこす」

 

今多くの日本人が抱えている不調も、もしかしたら野菜によるガスが原因なのかもしれません。身体に良いとされているものが、実は悪影響を及ぼしていた、という逆転の発想。

少しでもこの本が気になっている方は、ぜひ一読して自分の身体で試してみてください。

長年の不調が治るかもしれません。

 

PS.

「便秘になりました」とレビューを書かれている方がいましたが、僕も野菜を食べなくなって2,3日、便秘になりました。ですが、便の状態は前よりも良く、健常な便になっています。(以前は細く、柔らかすぎる便でした) ―後略

 

 

以上が、たった1ヶ月でアトピー性皮膚炎が治った男性が書いてくれたレビューです。いかがでしたか?

彼は、教員免許を持っている頭のいい人です。しかし皮膚炎やうつ病といった不調のために、教員にはならず別の仕事をしています。

理解力があって、性格が素直で実行力もあるから、このような劇的な回復をされたのだと思います。おそらく1年もしないうちに、うつ病も治るでしょう。

 

「腸内ガス」が様々な不調を引きおこす

腸内でたくさん発生したガスが、腸管を膨満させることによって、様々な症状が引きおこされます。

例えば、首や肩のコリです。

首や肩は、「手作業」によってコリます。とくに「書き物」は肩がコリます。「草むしり」も肩がコリます。「掃除」も肩がコリます。「楽器」を弾くのも肩がコリます。「折り紙」も肩がコリます。手を使って行なう作業は、すべて肩がコリます。

また、「歯が悪い」と首や肩がコリます。とくに「虫歯や歯肉炎」があると、首や肩が強く緊張して腫れたりします。「噛み合わせが悪い」と顎関節が歪んで、首や肩がコリます。

そして、「噛みしめ」も首や肩がコリます。大抵は無意識に噛みしめているので、噛みしめているとは思いません。しかし、緊張したり焦ったりイライラしたりしているときには、誰でも噛みしめているのです。そのとき歯にかかる圧力は、およそ160kgにも及びます。この力が持続的にかかり続けると歯が傷んできて、いずれ噛み合わせも狂ってしまいます。

 

このような原因のほかに、「内臓からの影響」で首や肩がコルこともあります。

例えば、「肺炎や肺ガン」によって肩が痛くなることがあります。

生理のたびに肩が痛くなるとしたら、「子宮内膜症」が原因かもしれません。子宮内膜症は、子宮内膜が骨盤内や卵巣など子宮以外の箇所で増殖して、生理のときに炎症をおこす病気です。稀ですが、もし子宮内膜が肺に増殖してしまうと、毎月生理のたびに肺炎になるので、肩が痛くなります。そして生理が終わると、肩の痛みがなくなります。

「心臓が悪い」と左の肩が痛くなりますし、「胆石」は右の肩が痛くなります。

 

しかし多くの場合、原因となるのは「胃腸のガス」なのです。

とくに多いのは、「横行結腸のガス」です。横行結腸がガスで膨満すると、首や肩が緊張して、コリや痛みを引きおこすのです。

そして、その首や肩のコリから、「頭痛」「めまい」が引きおこされることがあります。

 

また、横行結腸のガス膨満によって、胃が圧迫されます。

胃が圧迫されることによって、「胃酸が逆流する」「十分に食べられない」「便秘になる」などといった症状が引きおこされます。

 

胃酸が逆流するのは、「胃酸が過剰に分泌されるから」ではなく、「ガスで膨満した横行結腸によって胃が押されるから」です。またSIBOによって小腸でもガスが発生すると、ガスが胃に逆流しますから、より胃酸が逆流しやすくなります。

したがって、腸内ガスを減らせば胃酸が逆流しなくなるでしょう。

 

お腹が空いているのにいくらも食べられないのは、「ガスで膨満した横行結腸に胃が圧迫されているから」です。ですから腸内ガスを減らせば、十分に食べられるようになります。

 

便秘になるのは、「胃のぜん動が弱いから」です。食後に胃が動くことによって反射的に横行結腸が動き出し(胃-大腸反射)、それによって便意を催すのが自然な便通です。ですから食後に胃が動かないと、便秘になるのです。胃が動かないのは、ガスで膨満した横行結腸が胃を圧迫しているからかもしれません。

また便を出すには、大腸を縮める必要があります。チューブの中身を出すには、チューブを押しつぶせばいいのと同じです。ところが大腸がガスでパンパンに膨脹していたら、大腸が縮めないので中身を押し出すことができません。実際、「どんな便秘薬を飲んでも出ない」という人はみんな、横行結腸がガスでパンパンに膨満しています。

腸内ガスを減らせば、胃-大腸反射によって自然な便意を催すようになるでしょう。

 

横行結腸がガスで膨満すると、横隔膜が下がりにくくなります。そのため、息が深く吸えなくなります。それによって、「息苦しい」感じがしたり、やたらと「アクビ」が出たり、酸欠によって「頭痛」がしたりするといった症状が引きおこされます。

また、常に浅い呼吸をしていると肺の下部に老廃物が溜まって、「咳や痰」が出やすくなり、「喘息」の発作もおきやすくなります。

腸内ガスを減らせば、呼吸が深くできるようになって、咳や痰が出なくなり、喘息の発作もおきなくなります

 

「腰痛やヒザ痛、脚のしびれ」などは、足腰への血流が悪いことが原因です。

なぜ足腰への血流が悪いのかというと、『ガスで膨満した大腸が、足腰への血管を圧迫しているから』です。ガスで膨らんだ大腸によって、血管が押しつぶされているから、足腰に巡る血液が少ないのです。すると、神経や筋肉や軟骨の酸素や栄養が不足します。その結果、神経痛がおきたり、筋肉が痛くなったり、軟骨が減ったり、関節が変形したりしていくのです。

腰痛やヒザ痛、脚のしびれなどを治すには、腸内ガスを減らせばよいのです。

また、ヒザ関節の変形を防ぐには脚への血流を改善することが重要で、それには腸内ガスを減らせばよいのです。

 

「尿が近い」「尿漏れ」「膀胱炎症状」なども、腸内ガスが原因かもしれません。

膀胱とS状結腸は接していますから、もしS状結腸がガスで膨満したら、膀胱が圧迫されます。すると膀胱が十分に拡張できなくなるので、いくらも尿が溜まっていないのに尿意を感じたり、少し屈んだり咳をしただけで尿が漏れてしまったり、菌がいないのに膀胱炎のような症状が出たりするようになるでしょう。

頻尿や尿漏れや膀胱炎症状も、腸内ガスを減らせばかなり軽減するかもしれません。

 

腸内ガスは、「胆汁の分泌」も悪くする恐れがあります。

胆汁を溜めておく袋である胆のうと十二指腸は、横行結腸(右側)の後ろにあります。

横行結腸がガスで膨満すると、胆汁の通り道である胆管が圧迫されて、胆汁が十二指腸に排出されるのが妨げられます。すると脂肪の消化が悪くなり、脂っこいものを食べると胃がもたれるようになるでしょう。

また、大腸のぜん動をもっとも活発にするのは「胆汁酸」なので、胆汁の分泌が少ないと「便秘」になります

胆汁の分泌が悪いのも、腸内ガスを減らせば改善される可能性があるでしょう。

 

ポックリ病の原因も「ガス」だった!

心臓が悪くないのに、心臓が突然止まって死んでしまうことがあります。いわゆる「ポックリ病」といわれるものです。

荘 淑旂(そうしゅくき)という台湾の医師が若い頃、当直をしていたときに救急車で運ばれてきた8人のポックリ病患者の死因を調べるために解剖したところ、全員に共通していたのは、『胃に平均1kgもの食べ物が詰まっていて、それが発酵してガスを生じて、胃袋がパンパンに膨脹して、肺や心臓を押し上げるように圧迫していた』ということでした。

荘医師は、8人の患者さんの生活スタイル、とくに食生活パターンに何か共通点がないかと考え、家族の方々や周囲の人たちに取材して回りました。

その結果、彼らの多くが猛烈サラリーマンで、『朝食は食べず、昼間は忙しくて昼食を摂るヒマがなく、1日分を夜にまとめて食べる』という食生活をしていたことが分かりました。夜たくさん食べて、それが消化されないうちに寝てしまうと、翌朝は朝食を食べる気がしないのは当たり前でしょう。

そこに疲労の蓄積や睡眠不足が重なり、当人が寝ている間に、食べたものが胃液や汁物やビールなどを吸って膨脹し、発酵して生じたガスが胃袋を膨らませて、肺や心臓を圧迫して発作をおこし、心臓を止めてしまったのではないか―と荘医師は推察しています。なかでも豆類は、胃の中で約3倍に膨らんでいたといいます。

ガスによって膨脹した胃が心臓を圧迫して止めてしまうということは、牛では「鼓腸症」という病名で知られています。牛の場合、胃がある左脇腹が異常に膨らんでいるので発見しやすく、発見したらすぐに五寸釘ほどの中空の針を刺してまずガスを抜き、それからすぐに開腹して、胃の中のものを出して助けるということです。

荘医師が診たポックリ病で担ぎこまれた人たちの上腹部も、胸より高くなるほど膨らんでいたといいます。

 

ガスによる膨満の弊害は、胃に限ったことではなく、小腸や大腸でもまったく同じです。

とくに大腸は、100種類以上もの腸内細菌が約120兆個も棲息しているので、発酵によってガスが大量に発生します。ガスが過剰に発生すると大腸が膨満して、その周囲の内臓や血管が圧迫されます。その結果、様々な症状が引きおこされるのです。

 

野菜を食べるほど、ガスが多く発生する

小腸で消化できないものは、大腸で腸内細菌が分解します。すると、発酵してガスが発生します。

消化できないものとは、次の5つです。

①果糖

②乳糖

③難消化性デンプン(レジスタント・スターチ)

④食物繊維

⑤人工甘味料

 

このうち、もっとも多く摂取しているのが食物繊維でしょう。

食物繊維を多く摂れば摂るほど、ガスが大量に発生するのです。

食物繊維が多く含まれるのは、野菜をはじめ、雑穀・豆・芋・キノコ・タケノコといった食品です。

例えば、サツマイモはガスが出る食品として有名です。サツマイモのデンプンは食物繊維が絡み付いているため、ほとんど消化されないまま大腸に達します。すると食物繊維とともにデンプンも発酵するため、ガスが大量に出るのです。

 

 <ガスを多く出す食品例>

ゴボウ・レンコン・玉ネギ・ニンニク・ラッキョウ

 バナナ・柿・桃・白桃・リンゴ・ミカン

大豆(豆腐・豆乳・厚揚げ・がんもどき・キナコ・大豆プロティンなど)

小豆・ヒヨコ豆・レンズ豆・インゲン豆・ソラ豆

ナッツ(ピーナツ・カシューナッツ・ピスタチオなど)

サツマイモ・里芋・山芋・コンニャク・シラタキ

キノコ(舞茸・シメジ・エノキ・エリンギ・キクラゲ・椎茸など)

玄米・雑穀(小麦・大麦・ハト麦・稗・粟・キビ・キヌア・アマランサスなど)

 

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